BGA等のリワーク工程ではデバイスを外すと、パッド面にハンダが残留します。
再搭載するには、この残留ハンダをキレイに除去することが必要条件となります。
本装置は、特殊なコテでウイックを使用し、誰でも簡単に残留ハンダを素早く除去
する事が出来ます。
パターン剥離、基板にダメージを与える心配なく作業をすることが出来ます。
◎本機を使用するにあたっては、ハンダ作業の熟練を必要としません。
誰でも普通に作業して、熟練者と同じ良好な結果が得られます。
◎コテ先形状は円弧状になっており、ウイックの上から連続的に押さえつけ、円弧
運動させるだけなので、パターンの剥離やコゲは発生しません。
◎コテの温度は任意に設定した温度にコントロールされます。
◎残留ハンダを吸収したハンダウイックは、コテを持ち上げる時、真空吸着され、
一緒に上昇します。
○除去パッドに合わせてハンダウイック をカットし、パッド上に乗せます。 ○本体デジタルスイッチでコテ温度 を設定します。 |
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○コテ温度が任意の温度に達したら、コテ グリップを持ちコテ先の中心をウイックの 中心に押しつけます。この時、コテは基 板面に対して垂直に置きます。 ○コテ先をウイックに押しつけたら、1〜2 秒後、コテ先をゆっくりっと円弧運動する ようにコテグリップを前後に揺動運動さ せます。 ○円弧運動は一往復で最初の中心に戻ったら 垂直に持ち上げます。この時、コテグリップ 前方の左ボタンを押します。ウイックは真空 吸着され、共に上昇します。 ○1回の作業は、10〜20秒程度で残留ハンダ はキレイに除去されます。 ○空源が外部供給される機種では、右ボタンを 押すことにより、真空ノズルはエアパージされ カス等が排出されます。 |
ハンダ残留状態 | ハンダ除去後 |
本 体 | |
●型 式 | SHC−550 / SHC−550VP |
●コテ温度設定 | デジタルスイッチ3桁 〜499℃ |
●温度表示 | 7セグ、3桁 |
●外部空源 | 0.5〜1.0MPa |
●本体−コテグリップ間 | 接続ケーブル、チューブ長 1m |
●消費電力 | AC100V、3A |
●外形寸法・重量 | 110W × 240D × 170H(突起物含まず) 約5Kg |
コテグリップ | |
●コテヒーター | 200W |
●コテサイズ | 8W × 30L ※オプション8W×20L、特注寸法相談可 |
●左押しボタン | ハンダウイック吸着 |
●右押しボタン | エアパージ |
●コテ交換方法 | 引き抜き、差し込み |
●外形寸法・重量 | 60W × 140L × 120H(突起物含まず) 約900g |
※SHC−550VPは真空ポンプを搭載しているため、空源は必要ありません。
※デジタルスイッチは499℃まで設定出来ますが、450℃以上になると
コテ電源は、自動的にOFFになります。
登録日付 | ドキュメント名 | ページ数 | ファイルサイズ | ダウンロード表示 |
2008.10.3 | カタログ | 2 page | 187KB |
※改良の為予告なく変更することがありますので、あらかじめご了承下さい。
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